広辞苑によると
複数の要素が有機的に関係しあい、全体としてまとまった機能を発揮している要素の集合体とある。さらに私的には、最後の「の集合体」を削除した意味としたい。つまり、複数の要素の集合も要素という風に解釈するのである(再帰的な表現)。
さらに、”システム設計哲学”という専門用語自体あるかどうか定かではない。
なんだかここまで書いただけでもカオス感たっぷりだが、何回か投稿を重ねるうえでこの私の考える”システム設計哲学”を定かなものとして(体系立てて)いきたい。
その第1回目は、MediaWikiを通した考察。Wikiエンジンは、MediaWiki以外にも有名どころでは、PukiWikiなど多数あるが、ほかのWikiエンジンに同様の仕組みがあるか知らなく、MediaWikiに限定する必要はないのかもしれないがあえてMediaWikiに限定した。
MediaWikiは、WikiPediaのWikiエンジンとして採用されていることは、みなさんご存じであろう。
私は、Wikiのページ間の関連のさせかたとして、階層構造をもたせるのが良いのではないかといつも感じでいた。
しかし、本家WikiPediaでは、ページ間に階層構造なんて持たせていない。
なぜのなか?もやもやしていた。
それを最近あるブログの投稿がすっきりさせてくれた。
http://blog.livedoor.jp/lionkid/archives/3096475.html
とくに最後のこの一文。
複雑系は、階層を持たない平坦なページを使い、タグでグループ分けするのが基本だ。ここでは、哲学的に昇華させるとすれば下記だと思う。
「巨大なシステムの要素は、階層構造で整理するのではなく、それぞれの要素の属性のみでかんりするのが良い。」
しかし、こう書いておきながらもこの一文は、私が傾倒する "UNIX哲学"とは、相容れない部分もあるのではとも考えてしまう。
まだまだ、考察が足りない。
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